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2021-04

そこは神の住むところではなくなってしまう - 2021.04.12 Mon

着ているものは冬並みだけれど、書斎の窓を開けて、
今朝は北方向をみて、ぼけぇぇ............................
遠くをAWACS、早期警戒管制機が旋回している。

と、隣家の屋根の上を蝶がひらひらと舞っていった。
まだ、小寒いけれど春だわァ。
エアコンは要らない。が、トレーナーは脱げない。

今朝は9時に起きてきたが、昨夜の就寝は深夜2時だった。
Livedoor Blogが遅ればせながらSSL化を促してきたので、
「おペケのごはんめも」を設定したが、レイアウトが崩れた。

それの調整をやって、おペケのパソコンで確かめて、
いったりきたりしていたら2時。
おペケのパソコンでは表示されない部分があるが直らない。

どうやらFlash playerの廃止が関わるようで、
こうなるとパソコンのバージョンの問題だから致し方ない。
それでいいというから、ガマンしてもらう。

2039-a1_202104121150573cb.jpg

テレビ視ていて、おペケがよく涙ぐむ。
この人も感受性が高いようで、本人の意志にかかわらず、
涙が溢れてくるのだという。

ま、だいたいが爺ィ婆は涙もろい。
テレビを見ていて、知らない間に目が潤んだりする。
でも、ちかごろドライアイなので、ちょうどいい。

それはさておき、オレの場合は、
なぜか悲しいシーンでは、そうはならない。
よかったよなァ、というシーンに反応する。

涙腺の栓の自動開閉センサーが、
いつの間にか、シアワセにだけ敏感に反応するようになった。
新しい生命の誕生だとか、シアワセをつかみかけた2人だとか。

もう悲しみは要らない。
そういう拒否感情がどこかに根強くある。
おペケがこれまた泣き虫でねぇ。

なにごともすぐに感動して、
ぽろぽろ、ぐちゃぐちゃ、でろでろ。
ま、素直に感動することは悪くはないと思う。

これが、ほんとうは加齢による大脳の機能低下だなんて、
いわれちゃうと、身も蓋もないわけだが、
前頭葉にいちばん早く機能低下が起こるんだってね。

感情抑制のコントロールが困難になるのは、
実はすぐキレるのとおんなじだってぇ。
キレるよりは、泣いてたほうが、害はなくてすむよ。

まァ、オレもだいぶ感情抑制が、
コントロールしにくくなったわけだが、
これはこれでいいじゃないかと思うのだけれどな。

老化だろうとなんだろうと、
感動したら素直に涙すればばいい。
これは年齢相応の経験知からだともいう。

そうなんだな。
オレもあんなときうれしかったよなァ、って思い出しての感激。
そう、感激ってのは共感でもあるんだ。

いま、シアワセになろうとする人をみて、
自分をそれに重ねて、よかったねぇ、と涙するんだ。
そういう涙なら、泣いたっていいじゃないかぇ。

21412-a1.jpg

秋田でも桜が咲いたとおペケがいう。
うん。桜は早く咲いたけれど、ここへきて小寒いな。
早いときはGWに半袖になったりするのにねぇ。

昨日の夕方も小寒かった。
エアコンいれると、あの、むわァ......... とするのが、
もうイヤなんだな。

「それじゃ、温かいもの食べる?」
「そうだな」
ってわけで昨夜は鍋となった次第。

なに鍋っていうもんでもない。
とにかく鍋だ。
あるもんなんでもといったら、あるのは豚肉だけだった。

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温かいもの食べると身体が暖まる。
そう、信州へ釣りにいって民宿へ泊まるとね。
囲炉裏なんだな。自在鉤にかかった鉄鍋なんだな。

昼間釣ってきたイワナを串にさして焼いてもらう。
なんか、そんな光景を思い出した。
おペケにも、この光景ははなしが通じた。

21412-f1.jpg

オレは浜松の街のどまんなかで生まれ、育ったけれど、
あの当時ってのは、映画が22時にハネて外へでると、
街んなかにいまのように灯りがなかった。

オートバイと楽器の街だったから、
遅くまで歓楽街がハシャイではいない。
街の中を抜ける1号線と駅の周りだけに人の往来が残っていた。

いま、コロナ禍で街の灯りがとぼしいそうである。
そのせいか、ベランダで見上げる夜空に星の数が増えている。
それがいいのか、わるいのか。

ほんとうの闇というのはない。
たとえば、海辺に座って、じっと沖を見ていてごらん。
10分もすると目が闇に慣れて、寄せる波の頭の白さが見えてくる。

遠く水平線をゆく貨物船の航行灯が見えてくる。
夜光虫が波と一緒に砕けて散るのが見えてくる。
そうすると、白い泡が沖へ払う流れに乗っていくのまでが見えてくる。

満天の星、視界の端から端へ流れる流星。
そのまんま砂浜に転がってごらん。
地球の鼓動が聞こえてくるよ。

深夜の街にも灯りが溢れていすぎるんだ。
だから、オレたちのガキのころのような闇の透明感がない。
中途半端な灯りに惑わされて、闇の中の明るさが見えなくなっている。

便利な世の中に惑わされて、
ほんとうのことがわからないのといっしょ。
そんな気がする。

21412-f2.jpg

高田宏著「草木虫魚録」(福武書店/94年初版)にこう書かれている。

 どの村にも、そこに人々が住み着いて以来の古い神社があり、神社森があった。
 その鎮守の森には神社より古いとみられる老樹がある。
 それは人里近くのも森のあるところを選んで、神社を建てたからだ。

 原始神道は森の宗教といってよく、森が神であり、
 そこに置かれる拝殿が神社であった。
 たとえ、神社を残しても神社森を伐り開いてしまったら、
 そこは神の住むところではなくなってしまう。

南方熊楠は明治の終わりに「神社合祀」に反対した人である。
熊楠は植物学者、民族学者であった。
明治33年(1900年)にイギリス留学を終え、故郷紀州へ戻っている。

このとき34歳。熊野の山中で菌類の採集をし、研究に入った。
その熊楠が、神社合祀への反対を表明したのが、
牟韋新報に反対意見を書いたときである。明治42年であった。

なぜ、学者である南方熊楠が、神社合祀に反対したかは、
その時代の背景を説明する必要がある。明治政府は国の近代化を急いでいた。
原敬首相は市町村制を進め、近代化の能率を図ったのだ。

つまり、中央主権化である。これは、開国して僅か40年余り、
近代国家へ仕上げていくためには当然の施策であったかもしれない。
が、日本の村落というのは小さくまとまっていた。

一つの大きな町にすると、産土神社が幾つもできる。
4つの村落が1つにまとまれば、
1つの神社があればいいというのが、神社合祀。

人々の村落は神社を中心に小さくまとまっていた。
ゆえに、小さな社、祠は潰して統合すればいい、というわけだ。
植物学者の熊楠が反対したのは鎮守の森が伐採されることに対してだった。

鎮守の森は、もちろん樹木の豊かなところであり、
鳥や虫、熊楠の研究していた菌類の豊富な所でもあった。
伐られた樹木は単に薪となり、その土地は利権の場となった。

やがて、熊楠は無為に森が伐られることの虚しさを、
人々に訴え続ける運動を起こしたのだ。
何度か獄に繋がれてもやめず、身を張って守った森が紀州には多いという。

日本人の多くは、神前や教会で結婚式を行い、
クリスマスにハシャぎ、死ねば仏教で葬式をおこなうヘンな民族である。
たとえば、西欧のキリスト教のような絶対的な宗教を持たない。

古代人の自然への畏怖心が、そのまま自然を敬うことに変わっていき、
その自然を鎮めるシャーマンが国を治めたことに発する。
つまり、人間の力ではどうにもならないものは、みな神であった。

畏怖心が自然崇拝へとつながる。日本の神はこれである。
これは世界共通の原始宗教だが、日本は島国ゆえに、
他に発した新興宗教(原始宗教に対して)の洗礼を受けぬまま中世に至った。

因みに、仏教に深く庶民が関わるのは、戦国時代に搾取に次ぐ搾取により、
来世の幸せに託すしかないところへ追いつめられてからの話である。
それまでの仏教は庶民のものではなかった。

ごく一般の日本人にとっては、
素朴な鎮守の神こそが宗教であったのだ。
だから、社がありそれを囲む森がある。

日本人は実に変わり身の早い民族である。
維新になってわずか5年、ざんぎり頭に洋服を着て岡蒸気に乗るのだ。
敗戦後も同じだった。

もはや戦後ではないといわれて10年経たないうちに、
みごとに高度成長を成し遂げる。
わずか100年のうちに、2回も見事な変わり身の早さをみせている。

なりふり構わず突き進む力は大したものである。
オレもプレ団塊世代の一人として、この時代を突き進んできた。
高度成長の時代を謳歌してもきた。

が、いまにして思えば、その変わり身の早さは、
惜しげもなく過去を捨てるということでもあった。
そこには、過去への思い遣りが欠けていたかもしれない。

いまもまだ、里山の木を伐り倒して、
ソーラーパネルを敷き詰める愚を行っている。
森を敬う日本損の心はどこへいったのか。

そうじゃないかぇ、皆の衆。
ほなあした.............

20chaplin_20190104115545e01.gif ゆあ・はっぴー?

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