尻に帆かけてすたこらっさと逃げてきた
記録的な日照不足だそうな。そうすると野菜高騰。
今朝も曇り。雨の跡がある。
24.4℃だったので、朝のうちは肌寒かった。
昨日も、娘が4時にきてくれて、お寺へいこうとしたら、
けっこう大粒な雨が落ちてきて、
「なんだよ」って、元おペケ晴れ女大明神に八つ当たり。
神通力が失せたなァ。
お寺も新盆のお飾りを山門のなかにいれるやら、大変だった様子。
これで精霊さまを送って、お盆も終わり。
娘の近所に初盆の家があって、「遠州大念仏」がきたそうな。
400年くらいまえから続いている盆の行事で、
初盆の家をまわって供養をする。
「遠州大念仏」 ←click
そもそもは、家康がたった一度の負け戦三方原合戦の折、
浜松城の北端の犀が崖に布の橋を渡し、
野営していた武田軍を夜襲して、ここへ誘い込んだ。
夜目には堅牢に見えた橋も布であったから、
軍馬もんどり打って谷底に落ち、多数の将兵が討ち死にした。
負け戦の中で一矢報いたのだが、その供養のために宗円堂を建てた。
で、そこで行われた念仏踊りが今に伝わる。
ゴーンという銅鑼の音が聞こえると、
遠州では、「あ、盆だなァ」という気になるんだな。
ただし、この大念仏を呼ぶとなるとオカネがかかる。
保存会のある地区内だと7万円くらい。
地区外から呼ぶと20万円だとか。これは3年前に聞いたはなし。
おペケはしばらくペケが続くと、その次は頑張る。
キッチンが長いと、オレも期待してしまうが、
ま、長いだけってこともあるわけで.............
控えなさいとセンセはいうが、こう蒸し暑くてはねぇ。
それに薄塩でもうまく感じるってことは、要求してるんだな。
茹で玉子にかけた塩だけで旨かった。
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あの、切り身の端のほうに塩の結晶がついた鮭が、
切ないほどに食いたいんだな。
いまどきは激辛だといって、スーパーでも滅多にない。
あの幻の鮭が食いたい。
夏は血圧が下がるから、センセにナイショで食べようか。
あとでおペケに頼んでおこう。
関東でも1961年以降、記録にない日照不足だそうな。
浜松でもこの間の2日ばかり太陽をみただけ。
毎日が曇りで空のてっぺん低くて、鬱陶しいったらありゃしない。
寝てらんねーや、という熱帯夜がまだない。
夜になると布団が放せないほど涼しいので,それは助かる。
いかに、オレが寝坊助でも、昼も夜も一緒ってアツイ夜は眠れない。
エアコン使わねば、ヒートアイランド現象がおきにくい。
テレビも消して、寝ちまうがいちばん。
江戸庶民は夕方には打ち水して,風鈴の音聞いて寝てしまったそうな。
現代人ってそれができない。
オレなんかも...........
昨夜は11時台に寝たけれどね。
外へゆくときだけ腕時計してゆく。
この時計は、オレと亡き人のリングを処分して買ったものだ。
断捨離をはじめたころだった。
これをどうしようっていったら、
2つのリングをチェーンに通して、首から提げたらどう?
でもねぇ。
どうもオレって、こういうのが恥ずかしいんだな。
そういうのをしたことがない。
別にチャラチャラとは思わないが..........
それで、たまたまおペケの知り合いがそういうご商売だったので、
処分してもらったら、それがけっこうなオカネになったから時計を買った。
これも肌身離さずではないけれど、ま、付けてはいられる。
で、おペケにはなーんもあげてない。
指輪くらいと思ったが、
「いいよ、たくさんあるから........」ってそういった。
ま、ほんとではあるけれどね。
けれども、ずっと考えていたんだね。
あることを............
ここへ越して次の春に、
カメラと望遠レンズを買って渡したのだが、
それの意味はあまりいってなかった。
赤いカメラ買って、
「いっしょに写真撮ろう」って渡した。
それしかいわなかった。
「わたしに....... なんていわなかった」
と、いったけれど、そのための赤いカメラだったのだ。
それから何回か撮影にいった。
「写真撮るって、愉しいね」
と、いってくれるようになった。
撮るときに愉しんで、また観て愉しいものねってね。
そういってくれた。
女心としてはリングがいいのだろうけれど、
これがオレ流のリング。
そうだったの。
そんなこと、ひと言もいわなかったじゃない。
そういわれた。
オレねぇ。考えていてもいわないんだなァ。
なんでだろうね。ま、いいや。
愉しいっていってるから.........
いつだったか、おひとりさまは暢気でいいやって、
強がりいってるころだね。
フラワーパークだったろうか、仲のよいカップルを見かけた。
普通のカップルだったら、
その頃には、さすがになんとも思わなくなっていたが、
一眼カメラをもって仲睦まじく写真を撮っていたのだね。
正直いってメラメラと嫉妬心がわいた。
愛想笑いして通り過ぎたけれど、
オレの心に、なんか、つむじ風が吹いたのだよ
で、最初のころは、SNSのカメラコミュにはいっていて、
オフ会へもでかけてゆき、仲間ができて写真を撮りにいったが、
それも3年ほどで脱落した。
オレは所詮一匹オオカミ。
団体行動が苦手だとわかったからだ。
好奇心が強いから、なんかしらん、はみ出してしまう。
「こういうはなし」 ←click
まさに、こういうはなしもあるしね。
ま、他人さまに迷惑かけないように、少人数のほうがいい。
そう思ったのだな。
個々ではいい人なのに、大勢だと大胆になる。
ジコチューになる。
意識しない間にってことが往々にしてあるんだな。
オレはこうみえても、編集者の端くれだったから、
雑誌のページのなかのちょっとした挿絵写真は自分で撮った。
だから、写真がメインではないが、写真を撮ることも仕事のうち。
けれど、いわゆるアマチュア写真は、若いころにやったくらい。
リタイアしてクビ突っ込んだら、めんどくせーのなんの。
尻に帆かけてすたこらっさと逃げてきた。
あ、そのはなしじゃない。
羨ましくてぇ.............. ってはなしだったね。
それで、フルーツパークだったと思う。
いちご狩りのチケット買うときに、
「お二人で、おなじ趣味でいいですねぇ」と、
案内のオネーさんにいわれたのだね。
「お、やったじゃん......... 」
人さまに、そう思ってもらえたら赤いカメラ投資も、
けっして無駄じゃなかったぞ、ってね。
そうじゃないかぇ、皆の衆。
ほなあした..............
ゆあ・はっぴー?
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